TaylorMade Gear

SI Mbg LRG

SIMグローレ 飛びの秘密

Chiya Saito 10月 12, 2020

2020年秋、日本人ゴルファーのために、進化をし続けてきた「グローレ」が、新シリーズに一新。

グローレシリーズで磨き上げてきた「やさしく飛ばす」テクノロジーに、世界のトッププロが使うSIMシリーズに搭載される「よりまっすぐに」、「より遠くへ」、「より速く」飛ばすテクノロジーとの融合により生まれたのが、『SIMグローレ』。

TM20 MWD CCU15 SIM Gloire Mens LFS JPO 0002 450 v1

開発期間は3年。巷では前作のMグローレが人気を集めていた頃に、テーラーメイド本社の開発部門とプロダクト担当は新しいグローレの開発着手に取り掛かった。グローレシリーズには欠かせない「やさしく、つかまる」をさらに進化させるためには何が必要なのか。今のシリーズにまだ足りない要素はなんなのだろうか。そして生み出だされたのが、SIMの「イナーシャジェネレーター」にグローレに不可欠なつかまりをもたらすべく新開発した機能「ドローバイアスイナーシャジェネレーター」を搭載した、今回のプロダクトだ。

TM20 MWD CCU15 SIM Gloire Mens TCH 01 v1

まず一つ目は、「ドローバイアスイナーシャジェネレーター」。SIMドライバーに搭載された、空気抵抗を減少し、ヘッドの加速を助ける「イナーシャジェネレーター」を、SIMグローレでヒール寄りに搭載。それにより、重心位置がヒール側に移動したことでドローバイアス化に成功。空力性能に優れ、やさしさとふりやすさが実現したドライバーとなった。

また、Mグローレより続く、チタンボディとカーボンのクラウン&ソールのマルチマテリアル構造によりクラブ全体の軽量化に成功。生まれた余剰重量をボールのつかまりを助けるドローバイアスウェイト23.5gと高弾道を可能にするバックウェイト23.5gに転換したことで、低重心ながら寛容性の向上と高い直進性が可能になった。

一方で、飛距離を生み出すテクノロジーに使われているのは、ツイスト(ねじれた)したフェースによってミスヒットがミスショットになりにくい「ツイストフェース」と、フェースの反発性能をルール上最大限にチューニングした「NEWスピードインジェクション。SIMドライバーにおいてはフェース下部の左右にあったポートが、今回のSIMグローレはトゥ側に移動。それにより、フェース下部の反発力を落とすことなく最大限に引き上げられる結果となった。また、高い反発性能を誇るZATECチタンをフェースに導入したこと、そして貫通型スピードポケットによって、スイートエリアが前作Mグローレと比較して大幅に拡大した。気になる打感と打音は、ややソフトながら弾きの良い感触。これは、スピードインジェクションが注入されていること、そしてZATECチタンという高強度素材がフェースに使われていることが大いに関係している。気になる方は是非プロの試打インプレッション動画をみていただきたい。

9 M24876

アイアンも前回のMグローレより大幅に進化し、「誰もが打てて飛ばせるディスタンスアイアン」に。

まず挙げたいのが、「スピードブリッジHT」。バックフェースとトップラインをつなぐスピードブリッジがHeel(ヒール)とToe(トゥ)部分に分割して採用したことで、ボールへのエネルギー伝達効率を上げ、スピードエリアが拡大。安定したボールスピードが叶った。そして、二つ目がリーディングエッジまでフェース厚の肉薄化を実現した「L型フォージドフェース」。さらに番手別に配置されたインバーテッドコーンテクノロジー(ICT)がボールが捻じれない「直進性」を可能にしている。

TM20 IRN ST486 SIM Gloire Mens TCH 01 v1

Mグローレのアイアンにも搭載されていたタングステンウェイトは、今回10g以上も増え最大で49g(#7アイアンの場合)となり、番手ごとの特性に合わせ適正重心を実現した。もちろん、フェース下部の反発力を高める貫通型スピードポケットも搭載。

ヘッドのデザインは、低重心を実現する「シャローヘッド」に加え、振り抜けの良い「ワイドソール」、すっきりした「フラットトップライン」とこだわりの形状を兼ね備えている。

『M グローレ』からさらに進化を遂げ、やさしさと振りやすさ、そして美しさを兼ね備えた『SIM グローレ』。ツアープロからアマチュアまで多くのゴルファーのパフォーマンス向上に貢献するだろう。